涙も出やしない

晴天、雲も風もなく穏やかで気持ちのよい朝、少し心細いような気持ちでいながら『ごちそうさん』を見てきゅんきゅん、よし今日もがんばろう

と思ってたら、息子が吐いた。
ワァオ。


今朝は目が覚めてすぐなんだかぐずり気味で、おや調子が悪いのかなという気配があり病院に行こうかねえなんて相談してたら起き抜けに飲んだ水をばしゃーと戻してしまった。おやおや。
若干動揺を覚えつつささーと着替えさせて、だっこして、ちょうど開く時間だった病院にてくてくと連れてゆく。
あんまりにもおとなしくてだっこしやすすぎるのでちょっとしんぱい。

診察の結果、まあウィルス的なほにゃららがちょいちょいかなみたいな話で、シロップやら座薬やらを少し出してもらう。ありがとうございましたー。

……って、その直後に今度は家人が診察を受ける。実は彼女も昨夜から具合が悪かった。母子!
まあ薬飲んでおとなしくしてましょうねって帰宅してごはんつくって洗濯物干して掃除してイマココ。

それはともかく「ゴハンは消化の良いものをね」ってことでにんじんじゃがいもしいたけなすたまねぎをみじん切りにしてスープにしてたんだけど、僕さいきん玉ねぎを切っても涙が出ないんですよ、それで「そういう玉ねぎが出てきたのかな~、玉ねぎも進歩するんだな~」とか思ってたんだけどもしかして変わったのは玉ねぎじゃなくて僕自身なのではないか、単純に刺激に対する反応が弱まった(おそらく加齢によって)っていうことなのかって思っていささかの衝撃を受けたことをここに記録しておきたいと思う。おれ、まさかの加齢。四十路前。