お気に入りのボールペンを尻ポケットにつっこみ、雪に浮かれて遊びに出かけた昨日の息子。
まんまと落として帰ってきたのが夕方(家につくまで気づかなかったらしい)。
帰宅途中にその旨連絡があり、雪に残った息子の足跡が消えないうちにと夜道を1時間ほど歩いたが見つけられず。
そのかわり、雪におおわれた近所の公園には、鳥や犬、ハクビシン?の足跡が見られて、これはこれで収穫。それから、道のわきには「うみう」やら「999」やら、暗号のような子どもの字(あとで聞いたら、やはり彼がかいたものだった)。
翌朝、原稿を1ページ書いてから再捜索。
同じルートを、地面を見つめながら歩く。きらきらと雪を溶かす朝日、水たまりに張った氷、鍾乳石のように育った軒先からの雨だれ。
そして見つけた、雪中の赤いボールペン。
まじか。
すべては定めなのです。
ああ、フォースと共にあらんことを。