手術日決定(仮)後、術前検査を一式受けて迎えた1週間後。
検査結果を踏まえて手術の実施可否を検討しつつ、家族も同席して手術内容の説明を受ける。いよいよ盛り上がってまいりました。
12:15 診察室へ。
レントゲン、呼吸機能、心電図、採血結果などいずれも特段の問題なく、手術へGO!
手術の内容や工程を確認。
尻~大腿部まで、15~20cmくらいを切開し(!)、大腿部の筋肉を裂きながら腫瘍を明らかにし(!!)、おそらく神経鞘にできている腫瘍の一部に切り込みを入れて内容をくり出します。まじか!こわい
手術中はおそらくそれほど出血しないので輸血の可能性は低いが、術後に染み出すこともあるので血抜き用のドレンを埋めておく(!!!)。ねじしき……ドレンは翌日以降に、おしっこの管と同じくらいの感じで引き抜く(!!!!)。ひきぬく!!!!!
抜糸は2週間後。抜糸といっても実際には糸で縫うわけではなくテープを貼るのでそれを剥がしつつ様子を見る感じらしい。
こわい!「筋肉を裂く」のあたりがとくに!鶏もも肉を切り分ける絵面が浮かんでちぢこまる。医師曰く「切ってしまうより、裂くほうが治りやすいです」……まあ、筋肉が大きくなるときだって、ちぎれてつながるからつよくなるってきいたこt こわい!!
ところで、手術中に家族は病院内で待っていることもできず、術後は医師から電話があり手術の説明がされるとのこと。
手術そのものはお任せするしかないというかどうしようもないが、術後に家族と会えなさが結構しょんぼりポイントだと思う。私の手術などどうということもないが、まがりなりにも全身麻酔(予定)で手術を受けて、意識が戻ってもひとりというのはなかなかに心細いような気がする。
「……ということは、手術が終わったあと、目が覚めても私はひとり、ということですね。さびしいですね」といったら、医師が「僕がいます!」と即答するのでちょっとこころうたれて「わぁ、じゃあ、よかった」と喜んだがつかの間「あ、うん、僕がいなくても、看護師さんか、誰かがいます」と言い直された。
そっか、うん。
その後「患者支援センター」なるエリアへ。入院の手続きなど、説明を受けつつ大量の書類を受け取る。こんなにいっぱい紙を受け取ったのはひさしぶりだ……署名が必要なものは記入して入院当日に持参するよういわれる。
- 入院費などの支払いについて保証する「入院申込書兼保証書」
- 保険対象のもの以外の治療や文書、物品などの費用を定めた「保険外負担料金同意書」
- 麻酔についての説明、これまでの麻酔経験を尋ねる「麻酔質問票」
- 転倒防止のため「片脚立ちで靴下がはける/はけない」など日常の動作について確認する資料
- 入院中の病衣(パジャマ)のレンタルについての説明+申込書
- セキュリティカードの貸出申込書
- 治療が完了したらすみやかに退院することなど同意する「入院時共通同意書」
- ほか、面会についての説明など
……などなどに加えて、入院に際してコロナ感染してないか唾液テストのセットを渡される。これは入院前日に検体を届けるようにとのこと。なかなかたいへんだなあ