2020年を予測してた?『AKIRA』がすげえ! とかはともかくとして、東京でオリンピックが開かれることについて、個人的にはあまり好意的な印象はなかったのだけれど、同じくパラリンピックの会場にもなることを考えるといくらかポジティブな気持ちになっている。
オリンピックのマイナー種目どころか、大会自体が結構なマイナー感を醸し出しているものの、パラリンピックは多様なハンディやそのスポーツについて理解するきっかけになることはもちろん、オリンピックに向けてスタジアムがつくられるように、さまざまなハンディを持った人たち(あるいはそうした人たちと共存する、ハンディを持っていない?人たち)のための街や施設がつくられる機会になってもいいはずだ。
そうしたハードウェアに限らず、しくみやサービス、コミュニケーションまで含めて考えてみたら、アイデアはより身近なスペースにまで降りてくるような気がする。
それと、「7年後!」という、かなり明確で社会的な後押しもある時間的な枠組みが設けられたことについても、少し考えておきたい。みんなで7年後のことを考える機会っていうのもなかなかないだろうしなー。