救いの強度

年明けに放送された『ウタフクヤマ』をようやく少しずつ見始めている。
画面手前で、なんだか疲れた感じの小室哲哉氏。ときどき笑うけど、少しくたびれたような表情にも見えて、よく分からんがいろいろたいへんだったんだろうなあ。

秋元氏が「今まで自分が気づけなかった才能を見つけてくれる誰か」をずっと待ってる、っていうような話をしてて、うーん、そうか、還暦を前にしてなおその感じが、あれだけやってきてさらにその感覚が、ものつくる人の生命力というものだろうか。

というかそもそも還暦を前にするからそう思うのだろうかなあ。
そしてどんな感じのキャラクターをすくいぬしとしてイメージしてるんだろうか。
などとちらほらと考えながら、蜷川さんのワンピースを眺めている。あの肩がおしゃれなのかな……

自分にはあと20年くらいあることを思うと、「誰か」が与えられるのか、その価値に気付けるのかは、今日明日の一日一日の先にあるのだなあと、さむうううううーーーーーーい夜に思うなど。
いやあ、寒いなあ。