なう喪失なう

近頃は、朝に起きて、顔を洗ってお茶を飲んだらMacの電源を入れて、ぱたぱたとタイプしています。もう4日を過ぎたので、3日坊主ではありません。

武田徹さんから「早起きは、これまで試してきたことのなかで最大のライフハック」と伺ったことがあって(たぶんご本人はもう覚えてないでしょね)、まあ言わんとすることは分かるけれども、その後に続いた「でもあんまり早起きすぎて、そのままファミレスに行ったりするとディナーのメニューしかない。朝食のメニューは6時からなんだ」とかで、それはそれでやっぱりズレてんだなあ、と。「で、まあ仕方がないから朝からステーキとか食べちゃう。ついでにチョコレート・サンデーもね!」……とは言ってなかったです、すみませんうそをつきましたなう
フクシマのことが心配だ。
さらに言えば、僕はフクシマ以後、何を思うことが(思い続けることが)できるだろうかと心配だ。
というのもですね
3月の地震から2ヶ月が過ぎて、やがて波はおだやかになる。僕は、たった2ヶ月前のことを「思い出して」しまった。まあそういうものかもなあ、とも思いつつ、我ながら少し残念な気持ちです。まだ「なう」ですなう……!

言い訳をすれば、ここ暫くちょいとばたばたとぱたぱたしていたということはあるんですよ、そりゃまあなにしろアイハブマイライフ、マイワークですし、そういうのが繋がり合って僕たちの世界はできている。だからとりたててご批判をたまわる筋合いはないようなものだけれども、とはいえなかなかこれ、おどろきのじじつです、おくさま。

ま、だからどうというわけでも、どうでもないというわけでも、ないのですけれど。
だいたい「なう」とかもう言わないですから今。

いつもお世話になっている方々が、本を出されましたのでご紹介いたします。
武田徹『私たちはこうして「原発大国」を選んだ – 増補版「核」論』 (中公新書ラクレ)
赤木智弘『若者を見殺しにする国』 (朝日文庫)

お時間があれば、ついでにこちらもどうぞ
JCcast 第45回 東日本大震災発生から1ヶ月

カモンハッピーモーニング

月末の楽しい夢

相変わらず頭痛や腰痛があるものの、この日は楽しい夢を見て目が覚めたようです。
メモが細かい! けど意味がわからない。さすが夢。
しかも登場人物の「吉行淳子」って誰だ。吉行和子さんだろうか(だとしても意味がわからない)。
 
 
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腰痛のはじまりと父母のお見舞い

ゆりもどし?
回復に応じて身体を動かす(歩く)距離が少しずつ伸びてきたせいか、疲れて眠っている時間が増えてきた。

と同時に、腰の痛みに悩まされる。
手術の内容と直接的には関係無いようだったが、それまで経験したことのない痛みで(もともと、腰痛や肩こり、関節痛にはほとんど縁がなかった)弱る。

なにしろ、夜中に眠っていても腰痛で目が覚め、うめき声を挙げてしまうほどで(同室の人は怖かったろうと思う、悪いことをした)どうにもきつかった。
術後すぐ、リハビリ的に歩くように言われてまじめに取り組んでいたが、病室からエレベーターに行くだけでもつらかった。
本来、ここまでの腰痛は発生しないらしく、医師・看護師ともにとくだんの注意もなかった。

夜中に目が覚めるときは腰から背中にかけて激痛が走り、がっちりと固められてさらに痛めつけられるようだった。
頭痛や目眩も辛かったが回復するにつれて消えていったので、むしろこの腰痛がもっとも印象に強い。
 
 
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上昇するカーブ

前日まではツマさんに任せていたメモが、この日から自分で書けるようになった。
普段からへにゃへにゃの字なので、あまり違和感がない。

頭のなかをこにゃこにゃとして2,3日でここまで回復するのかと思うと、実に大したものだなあ。
メモの情報量は減り、波はあるものの、筆跡や内容からも回復の様子が見て取れる。

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否、それはお漏らしではない!

違和感はあった。
それまでとは明らかに違う、なんていうかあれだ、寝間着がびじゃびじゃと濡れてゆく……
どうも様子がおかしい。

これは……

いやあ、よく考えてみたら、いったい何がどうなってあんな管がわたくしの尿管に挿入されていたのであろうか、いまとなっては知るべくもないが(というか想像するだに激痛のみなり、ああ神様、私たちに麻酔をお与え下すってほんとうにありがとうございました)、要するにそれがちょっとずれちゃったっていうか抜けかかってたっていうか

管を外れたニュー私のニョーが噴出して寝間着とシーツを完全に濡らし、もうろうとした私の訴え(ええと、びしゃびしゃなんです、もれちゃったみたいで、濡れてるんです、びちゃびちゃに!)を聞き入れた夜勤の看護師さんが「じゃあ、とっちゃいましょうか!」って言って

ちょっと心の準備ができてなかったので「え、ええと」とか言ってる間にひょいっと抜かれて「nぎゅょっ」的な悲鳴(後にも先にも、我ながらあんな声を出したことはない)(たぶん)をあげることになったんだけど、おかげですっきりした。

よかったよかった。

以下、記録は主にツマさんによる。

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